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【第04話】自分の未熟さ。芸能事務所の現実。

【第04話】自分の未熟さ。芸能事務所の現実。

レッスンがスタートし、約3ヶ月。当初、夢と希望に満ちていた自分のテンションが次第にパワーダウンしている自分がいた。実はこの3ヶ月ですでに周りの状況も理解でき、自分が芸能人になりスターになることは到底叶わないだろうと自分で自分に見切りをつけていた。

レッスンに通えば通うほど自分の惨めさを痛感した。発声練習、演技指導、ウオーキング、体の柔軟性、センス、、、、どれを取っても勝てるという自信がなく、苦痛な時間だけが過ぎて言った。

一言でいうと、芸能界という世界を甘く見ていた。芸能界の情報量不足もあったし、周りのレベルの高さに圧倒されこの先ついていけるのかという不安。希望より不安の方が次第に強くなっていた。周りとのレベルの差を痛感した。

自分で自分の可能性に蓋をしていた。

例えば、ベテランクラスでキャリア15年、演技力NO1と言われていた事務所で有名なIさんでさえも毎回お仕事があるわけではないという現実。CMやドラマのエキストラの現場、は年に数回しか出演のチャンスがないという現実。

事務所でもNO1と言われていた美人なSさんでさえも同じように女優というお仕事では食べていくことができず週に3日はバイトで生計を立てているなど。今まで芸能界の日の当たる場所しか見ていなかった自分にも気付き出し知らなくてもいい現実も見えて来たため、余計に大きな不安に思う日も増え、気分がのらならない日が続き、レッスンにいくのが嫌になった時期でした。

 

 

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