この頃から友人、知人に社長さんの知り合いいない?と訪ねていった。
すると意外なことに周りの知人に社長という職業の人たちがいることが分かった。
さすが、東京だなと思った。
それと同時に今までなんで意識してこなかったんだろう。
日常は変わらないのに求めるものが変わると入ってくる情報が変わると感じた。
気づけば3ヶ月で10人の社長と出会いお話を聞く機会に恵まれた。
社長さんたちに出会い気づいたことがありました。
それは必ず聞かれる質問があるということだった。
- 何故役者を目指したのか?
- 将来どうなりたいの?
という質問である。
私はこの質問にほぼ答えられない自分がいてとても恥ずかしくなった。
むしろ、真剣に考えたことがなかったのである。
私はただ、漠然と生きていることに気付かされた。
このころの自分は、事務所のレッスンにもいっていたのだが社長さんに会うことの方が楽しく感じていた。そ
んな社長さんとの時間を共有することにより、社長さんてイイな、そして楽しそうだなと思うようになった。
今の自分はというと、楽しむことより、ただ時間の流れに流されて生きていた。
社長さんの人生の話を聞くのがとても勉強になり、刺激的で、いい意味で価値観が壊されていく感じがした。
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